カイルア・ビーチで綺麗な海を満喫!

オアフ島の観光情報

カイルア・ビーチは、ウインドワード(オアフ島北東部)のカイルア地区にある大変綺麗なビーチです。ワイキキビーチのような「アクセス面での手軽さ」はありませんが、格段の美しさを誇ります。

エメラルドグリーンの海、白い砂浜・・・。本ページでは、カイルアビーチの数々の魅力(特徴)や 行き方(アクセス)などについてご紹介いたします。

カイルア・ビーチ・パークとは

カイルアビーチの正式名称は「カイルア・ビーチパーク」(Kailua Beach Park)という名前です。ホノルル市郡が管理する公園になっています。

以前は、Kailua Camp(カイルア・キャンプ)と呼ばれていましたが、1940年にホノルル市郡によってビーチパーク(海浜公園、海水浴場)として整備されました。

同ビーチパークは、エメラルドグリーンの海が広がる自然豊かなビーチで、全米ナンバーワンに輝いたこともあるほどの美しいビーチです(2019年も受賞)。その一方で、シャワー、トイレ、駐車場がキチンと完備されていますので、小さいお子さんから年配の方までが楽しめるスポットになっています。

カイルア・ビーチの東側には、オアフ島で一番美しいといわれている ラニカイ・ビーチ がありますが、カイルアもそれに負けないくらいの “絶景ビーチ” です。

なお、ラニカイには 駐車場もシャワーもトイレもないので、「カイルアのついでにラニカイにも足を運ぶ」という楽しみ方をされる方も結構多くいらっしゃいます。うまく組み合わせて楽しめるといいですね。

カイルアビーチの魅力

魅力 ①
カイルアビーチの魅力は、まず何と言っても「海の美しさ」です。浅瀬から沖合に目を移すにつれて「ウォーターブルーエメラルドグリーンコバルトブルー へと変化」していくのですが、その透き通ったグラデーションの感じが 息を呑むほどの美しさです。また、青い空と白い雲も景色のアクセントになって、「穏やか」と「爽やか」がミックスしたような 心地よさ を感じさせてくれます。

魅力 ②
海水の透明度も抜群です。ワイキキビーチの海とはケタ違いの透明度で、「カイルアに来て良かった」と、思わず納得してしまうほどです。お時間があるようでしたら、カイルアにも足を運んでみることをオススメします!

ちなみに、波が荒い日は、浅瀬のパウダーサンド(サラサラの砂)が巻き上がって 白濁しているように見えることがありますが、砂が沈むとまた透明な海に戻ります。

魅力 ③
“白い砂浜”、そして “砂のキメ細かさ” も特筆すべきところです。裸足でミルキーホワイトの砂浜を歩けます。一般的に、海の透明度が高い砂浜は、砂の目が粗いところも多く(砂が重いため波で巻き上がりにくい)、裸足になるとチクチク痛くなりますが、ここはサンダルを脱いでハシャぐことができます。足裏の感触も気持ちイイです。

魅力 ④
カイルアビーチは、市営(市郡の運営)の公園ですので、トイレ&脱衣場(3カ所)、シャワー(3カ所)、駐車場(西、中央、東の3カ所あり)が完備されています。前述しましたが、お隣りのラニカイビーチは、このような設備がなく、海水浴をするにはそれなりの対策が必要ですが、ここカイルアならそんな心配をする必要もありません。

魅力 ⑤
オアフ島、いやハワイで一番美しいとされている「ラニカイ・ビーチ」に 徒歩15分 程度で行けるところも魅力ですね(レンタル自転車なら 所要5分 程度)。

カイルアでしっかり遊びつつ、またレンタカーで来たなら車をカイルアの駐車場に置きつつ、ついでにラニカイまで足を運べば、1度で2ヵ所のビーチを楽しめます。実際、そのようにされている観光客も いっぱい いらっしゃいます。

魅力 ⑥
また、カイルアには 屋根付きの小屋(Kailua Beach Park Pavilion)や、植林エリア(木陰エリア)がありますので、直射日光を避けることもできます。熱中症を予防するためにも、このような場所があるのは助かりますね。

魅力 ⑦
同ビーチには、ライフガード(レスキュー)が常駐しています。何も危険なことが起きないのがイチバンですが、それでも万が一のことを考えると、ライフガードの方々がいてくれるのは、大変心強いですね。

魅力 ⑧
シュノーケリングだけでなく、カヤック や SUP(スタンド・アップ・パドルボード)などのマリンスポーツを楽しめます。タウンからビーチへ向かう途中(カイルア・ロード)に、マリンスポーツの器具レンタル&マリンツアー、自転車レンタルを行っているお店があります。

詳しくは、「カイルアビーチでマリンスポーツを楽しむ(カヤック、SUP、ポポイア島、モクルア島)」に掲載しました。お店でカヤック(細長いカヌーのような形をしたボート)をレンタル、もしくはツアーに参加して、沖合のポポイア島(フラット・アイランド)や モクルア(双子島)に行くこともできます。

マリン・アクティビティも豊富

前述の「魅力⑧」の項目でも少し触れましたが、カイルアビーチでは、シュノーケリングだけでなく、カヤック や SUP(スタンド・アップ・パドルボード)、カイトサーフィンなどのマリンスポーツを楽むこともできます。

ビーチ近くのマリンショップ(日本語対応可)をご希望の方は、「カイルアビーチでマリンスポーツを楽しむ」のページに詳しい情報を記載しましたので、ご参照いただければ幸いです。

また、カイルアタウン内(市街地)にもマリンショップが数軒あります。英語対応など、利用するためにはいくつかハードルがありますが、価格面では かなりお得です。詳細は「カイルアタウン(街)のマリンショップを徹底解説」のページで特集しました。ご興味のある方は、のぞいてみてください。

気を付けたいポイント

注意 ①
同ビーチに駐車場はあるのですが、満車になっていることもあります。特に土日は混んでいます。確実に行きたい場合は、午前の早い時間帯に行くと、スムーズに停められます。なお、仮に満車になっていても、しばらく待機していると徐々に入れ替わりますので(カイルアタウンに観光客が流れるため)、時間に余裕のある方は様子を見て待つのもアリだと思います。

注意 ②
カイルアビーチは、”風がなく波も穏やかな日” がある一方で、北東から吹く貿易風の影響で “風がやや強くて波も荒い日” もあります。沖に流されたりするといけないので、そのような日の遊泳は十分に注意なさってください。特にお子さんと泳ぐ際は、目を離さず、浅瀬で楽しむようになさってください。

注意 ③
同ビーチは、浅瀬の大半が砂に覆われているので、お魚たちがあまりいません。つまり、サンゴ礁(=魚の住み家)が少ししかありません。ただし、お魚がいても いなくても、水中メガネをはめて透き通った海を泳ぐのは楽しいので、それなりに楽しめると思います。

なお、カヤックやSUPなどを利用して 少し沖に出ると、サンゴ礁があり、ウミガメやお魚たちにも遭遇しやすくなります(詳細は「カイルアビーチでマリンスポーツ」をご参照ください)。

ちなみに、お魚たちに囲まれてシュノーケリングを満喫したい場合は、ハナウマ湾 にも足を運ばれるといいですね。

お昼ご飯について

ビーチパーク内にはレストランがありません。その代わり、近くに 小規模のスーパー や ステーキハウス などがありますので、それらを利用してみるのもいいですね。

本ページでは、(ブーツ&キモズを除き)ビーチから比較的近い飲食店をご紹介しています。レンタル自転車を利用される場合など、気軽に移動できる場合は、カイルア・タウンの 他のレストラン も探検してみるといいですね。

バズズ ステーキハウス

バズズ ステーキハウス(Buzz’s Steakhouse)は、カイルアビーチから一番近いレストランです。お店は “昔懐かしい雰囲気” を醸し出しています。

店名のとおり、ステーキをメインで提供しているお店ですが、ハンバーガーサンドウィッチ、サイドメニューやお酒(ビール、ワイン 他)も頂けます。お昼時は、ハンバーガーを食べている方も結構います。

場所は、カイルアビーチ・駐車場出口の斜め向かいにあります(同店の地図)。ビーチの最寄りのレストランですので、曜日や時間帯によっては混んでいる場合があります。

カラパワイ・マーケット

カラパワイ・マーケット(Kalapawai Market)は、お弁当(ハンバーガーサンドウィッチ ほか)、お惣菜(サラダなど)、その他の食料品(飲料 ほか)、お土産(オリジナルTシャツ etc.)などが売っている小さなお店です。

ビーチへ行く前 や お昼時 にお弁当とドリンクを購入するのもいいですね。”オールド・ハワイアン” な雰囲気が漂っていて、風情があります。お店の規模は小ぢんまりしていますが、お客さんは結構出入りしています。

場所は、カイルアビーチの駐車場出口から400mほど離れた距離にあります(同店の地図)。

カイルア・ビーチ・センター

カイルア・ビーチ・センター(Kailua Beach Center)は、数店飲食店ショップが集まった小ぢんまりしたモールです。ピザ屋、お弁当屋(プレートランチ)、かき氷店、マリンスポーツ&貸自転車店(カイルア・ビーチ・アドベンチャーズ)などがあります。食べ物の選択肢が広がりますので、ここまで足を運ぶのもいいかもしれませんね。

場所は、カイルアビーチの駐車場出口から 約500m、カラパワイマーケットから100mほど離れた距離にあります(同店の地図)。

ブーツ&キモズ

ブーツ&キモズ」(Boots & Kimo’s)は、パンケーキが美味しいと評判のお店です。日本人観光客の間では、「ブーキモ」と呼ばれています。パンケーキの上にマカダミアのソースクラッシュしたナッツ がまぶしてあります。ナッツの甘さと香ばしさが後を引く美味しさです。また、エッグベネディクトもコクがあって大変美味しいです(紹介記事)。

ただし、このお店はカイルアタウンの南側にあり、ビーチから約 2km くらい離れていますので、徒歩で行くにはちょっと遠いかなという気がします(徒歩:約25分、自転車:6~7分)。また、人気店なので、お昼の時間は大変混んでいて、いつも行列を作っています。少々待つのを覚悟で行くようにした方がいいですね。電話予約&テイクアウトもできます(お店情報)。

ホールフーズ・マーケット

町の中心地にある「ホールフーズ・マーケット – カイルア店」は、自然食品やオーガニックフードなどを扱う大型食品スーパーです(親会社は Amazon)。ただし、ブーキモと同様、カイルアタウンに位置しているので、ビーチからはかなり距離があります。

同店には、量り売り方式のフードバーがありますので、ここでおかずを詰め込み、イート・コーナーで食べることもできます(公式サイト地図)。

ビーチへの行き方

カイルア・ビーチパークへの行き方は「カイルア&ラニカイビーチへの行き方」に詳しく記載しました。ご参照いただければ幸いです。

TheBus での行き方について簡単に申しますと、ワイキキから一旦 アラモアナ・センター まで行き、そこから57番などのバスに乗って カイルア・タウン へ行きます。そこから、① 70番のバス or ② 徒歩 or ③ レンタサイクル のいずれかの方法(三択)で 同ビーチパークまで行きます。

また、レンタカーで行かれる場合は、同ビーチパーク内に公共駐車場がありますので、そちらを利用してください。午前の早い時間帯ならスムーズに駐車できます。仮に満車であっても、しばらく待機していると徐々に空きが出てきます。

ビーチパークの基本情報

 

カイルア・ビーチパーク 基本情報

  正式名称 Kailua Beach Park
(カイルア・ビーチ・パーク)
  休園日 なし(年中無休)
  入園料 なし
  トイレ・脱衣場 3カ所
  シャワー 3カ所
  駐車場 あり(東側、中央、西側)
  住所 526 Kawailoa Rd, Kailua, HI 96734, USA
  管轄部門 City and County of Honolulu Department of Parks and Recreation
(ホノルル市郡 公園レクリエーション管理課)
  公式サイト Kailua Beach(Hawaii Beach Safety)
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