カイルアビーチでマリンスポーツ(カヤック、ポポイア島、モクルア島)

オアフ島の観光情報

カイルア・ビーチパークは、全米トップランクの美しさを誇ります。その魅力については、「カイルア・ビーチで綺麗な海を満喫」のページでも特集いたしました。

しかし、キレイなのは分かるけど、「水中メガネ持参で フツーに泳ぐだけじゃ、なんか物足りない」「ビーチを眺めるだけじゃ、ちょっとね…」という方も 多くいらっしゃるかと思います。

そこで、本ページでは、カイルア・ビーチパーク周辺で「マリンスポーツの器具レンタル」や「ツアー」を幅広く扱っているお店をご紹介したいと思います。カイルアの海で遊びつくしちゃいましょう!

地元で人気の業者はドコ?

同ビーチパークで人気を誇る マリン・アクティビティ専門店(レンタル&ガイド付きツアー)は、「カイルア ビーチ アドベンチャーズ」(Kailua Beach Adventures)です。

こちらのショップは、日本語にも対応していて、JTB や HIS など、日本の旅行代理店も「現地の業者」として委託しているようですので、私達観光客にとっては “安心感の得られる会社” といえそうですね(他のショップは後述)

カヤック 🛶 のみならず、スタンド・アップ・パドルボード(SUP)、ボディーボード、シュノーケル 🐟 、サーフボード 🏄 、そして 自転車 🚲 のレンタルもしているなど、「ビーチ関連の スポーツ・アクティビティ全般」をカバーしています。

日本人スタッフ日本語を話せるスタッフも常駐しています。慣れない器具の扱い方や、レンタル&ツアー条件など、気になることや不安に感じることなどは、スタッフ さんに教えてもらえますので、安心です。日本語で気軽に質問して、”不安のない状態” で思いっきり楽しみたいですね!

なお、利用条件等によっては、「DVDの視聴」をメインとした説明&レクチャー(取り扱い方法・注意事項など)の場合もあります。もし不安な場合は、「転覆した時の対応方法」など、わからないことは 個別に問い合わせてみるといいですね。

カヤックもオススメ!

カヤックに関しては、「カヤック・レンタル(1人乗り、2人乗り、3人乗り)のほか「カヤック・ビーチ・ツアー」「カヤック・ツアー」も取り扱っています。

沖合に出ると、水の透明度が増して、しかもサンゴ礁のエリアにも到達でき、とても美しい景色を堪能できます。「自力で泳ぎながら」では、この絶景をゆっくり見られませんので、カヤックという “利器” を使って ラクに海を探検するのも、とても新鮮でおもしろいですよ。

サンゴの生息エリアにたどり着けば、ウミガメに遭遇できる確率も上がります(見られるかどうかは その時の運にもよります)。お魚も 砂浜エリアとは違って、いっぱい泳いでいます。海の生き物たちと カヤックで並走出来たら嬉しいですね。レンタルやツアーの料金は、少々値が張りますが、カヤックでしか味わえない体験ができますので、機会があったらチャレンジしてみるといいですね。

 
 
 
 
 
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「カヤック」は自力で運搬!

カヤックをレンタルしたりツアーに参加される場合、お店からビーチまで(約600m)カヤックを「自力で」運ばないといけません。もちろん、カヤックを乗せる台車はありますが、カヤック自体の重さはなんと 約35kg もあります。

フツーに(手ぶらで)歩けば7~8分で到着しますが、カヤックを引っ張りながらですと、20分くらいかかります。なかなかの重労働です。ただし、ツアー参加で皆と一緒に運搬すると、集団行動の心理なのかもしれませんが、意外とラクに運べます。

レンタルのみか、ガイド付きにするか…

「ガイド付きツアーよりも料金は安い」「過去にカヤックを利用したことがある(扱い方を知っている)」、そして「多少の波や風に負けないくらい 体力に自信がある(自力で方向を修正できる)」などの条件がそろっている場合は、「カヤックのレンタルのみ」を選択しても悪くないと思います。

ただし、「個人でカヤックをビーチまで運ぶ自信がない(道順とか、運び方のコツとか…)」「漕ぎ方を教えてもらいたい」「安全に航行したい」「海の解説・ガイドを希望したい」といった場合には、料金は高くなりますが、おとなしく「ツアー」を選択された方がベターだと思います。

カヤックで「平らな島」を目指す!?

カイルア・ビーチからの浜辺から 500m ほど離れた場所に「ポポイア島」(Popoia Island、別名:フラットアイランド)というのがあります。”フラット” と名が付くくらいに “平らな形” をしています。

カヤック や ボディーボードで行くには、ちょうどいい距離にあり、上陸も可能です。パドルを右に左に漕いで到達できた時の 達成感 や 爽快感 は何にも代えがたいモノがあります。

ただし、ここカイルアビーチは、比較的に波が穏やかとはいっても、やはり「外海」(がいかい・そとうみ)ですので、潮の流れ風の影響により うまく到達できない危険性もはらんでいます。軽く見ていると、「オアフ島自体に戻ってこれない」という、とんでもない事態になる可能性もゼロではありません。

… ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、未経験者・初心者ですと、うまく漕げずに流されることはよくあります。結構ビビリます。このため、ご自身の責任・判断で慎重に行動されますようお願いいたします(自己責任の範囲内で行動してください)

また、ショップの方とも よく相談されたり、あるいはガイド付きツアーを利用するなど、「安全を確保した楽しみ方」も選択肢に入れるようになさってください。

ポポイア島の話

ポポイア島の話に戻りますが、この島は、東西に約180m、南北に約90m ほどの幅を持つ 横長の小さな島です。基本的にサンゴで出来た「岩礁」のような島です。

南側(オアフ島側)に「砂浜になっている箇所」がありますので、カヤックやボードで来た場合は、ここから上陸できます。器具を置けるような上陸可能箇所はこの1カ所のみです。島の裏側に回っても上陸場所はありません。

この砂浜にたどり着いたら、カヤックを流されないよう、砂浜の内側までグイッと引っ張り上げて置くようにしましょう。波打ち際に放置しておくと、どっかへ流されてしまう可能性があります。

ポポイア島の海の透明度は バツグンです。この海の透明度を見に行くだけでも、十分に価値があるほどにキレイです。陽光にキラキラ輝く海面はサイコーに美しいです。

また、この島には「天然のプール」のような穴があります。穴といっても 外の海 とつながっていますので、フレッシュな海水が常に入り込んできます。程よい波に揺られながら “温泉気分” を味わえます。

同島は、ハワイ州管轄の「海鳥保護区」になっていますので、手の届く範囲に鳥や巣、卵があっても触ったりしないよう、気を付けてください。近くでそっと見る分にはOKですので、大いに観察してみてください。運が良ければ、かわいい雛鳥(ひなどり)のヨチヨチ歩きに出会えます。

出会える海鳥は、主に「オナガミズナギドリ」(Wedge-tailed shearwater)です。ポポイア島は、オアフ島に生息するミズナギドリの重要な営巣地になっています。つまり、ここで卵を産み、雛が育っているってことですね。

島の中心部(緑の草に覆われている部分)は、ロープで区切られていて、立ち入り禁止(海鳥保護区域)になっています。Seabirds Sanctuary – No Trespassing(不法侵入禁止)という看板も立っています。ただし、周辺は歩いてぐるっと回れますので、島の観察は十分に可能です。

モクルア(双子島)へカヤックで行く?

カイルアビーチのお隣りには、ラニカイビーチがありますが、その正面あたりの沖合いに「モクルア」という双子の島があります。

モクルアは、「モクヌイ」(大きい島)と「モクイキ」(小さい島)の2つで構成されています。モクヌイは、島の南側に上陸可能な砂浜があります。出発地点のカイルア・ビーチパークからは、約 3km 程度 離れています(カヤックで行く場合の距離)

モクヌイ大きい島)は、前述のとおり、比較的大きな砂浜があり、こちらにボートを置けます。岩場の探検をして海の生き物を観察したり、岸の近くで泳いだりすることもできます。もちろん、水の透明度もバツグンです。砂浜以外の場所は 足元が悪いので、アクアシューズ(マリンシューズ)を履いておくと安心です。なお、島の内部は「州の自然保護区」(State Wildlife Sanctuary)に指定されていて、立ち入りが禁止されています。

また、モクヌイにも ポポイア島と同様に「クイーンズ・バス」(Queens Bath Tide Pools)と呼ばれているお風呂(水たまり)のような場所がありますので、ここに入って温泉気分(プール気分)を味わうことができます。ちなみに、この名前は、カピオラニ女王(クイーン)が、モクルアを愛していたことにちなんで名付けられたんだそうです(誰が命名したかは不明)

なお、モクイキ(小さい島)は、法律で島自体が保護区域に指定されていて、上陸禁止となっています(島の周辺もゴツゴツした岩で出来ているので、接岸できる場所もありません)

上級者や経験者であれば、カヤックで 40分~1時間程度 で到着します。”技術、体力、波&風の状況、潮の流れ” などの条件が揃えば 到達も可能ですが、「初心者」もしくは「ガイド無し」だと、上陸はおろか、思っているのとは違う方向へ流されたりするなどのリスク(危険)が出てきます。

ご心配な方は、「ツアー」に参加することをおすすめします(行けるかどうかの最終的な判断はご自身でお願いします)。「レンタル」「ツアー参加」のいずれの場合であっても、お店の方とよく相談されるといいですね。

行き方(アクセス)について

「カイルア ビーチ アドベンチャーズ」は、カイルア・ビーチから程近い距離にあります。カイルアビーチ(駐車場入口)からの距離は、0.6km(徒歩 8分 程度)です。

カイルア・タウンから行く場合は、”カイルア・ロード” をビーチ方面へ徒歩で 20分 ほど(約1.5km)歩いていくと、道の左側に「カイルア・ビーチ・センター」という名前の 数軒の店舗 が入居した施設(1階建ての建物)が見えてきます。同店は、この南側(正面から見て左側)にお店を構えています。

結構大きな敷地に駐車場スペースがあり、その少し奥に「かまぼこ型の建物」があります。”半円型のカマボコ” をめがけて探してみてください(下の Google ストリートビュー&地図をご参照ください)

お店の看板には、赤色の文字で「 KAILUA BEACH ADVENTURES 」と書かれていますので、すぐに分かります(上のストリートビューの黄色い看板は、リニューアル前の看板です。キレイな看板に掛け替えられています)

なお、ワイキキ周辺(ホノルル市街)から カイルアタウン、カイルア&ラニカイビーチ までの行き方については、「カイルアタウン 及び カイルア&ラニカイビーチ への行き方」でご案内しています。TheBusでの乗り換え場所やレンタカー(車)のルートなどを解説しています。

カウルア・タウンでゆっくりせずに このお店へ直行したい場合は、カイルアタウンまで 67番バス で行き、タウン内で 671番バス に乗り換え、「カイルア・ロード+アウモエ・ロード」(Kailua Rd + Aumoe Rd、バス停ID:3667)で下車すると、余分に歩かずに済みます。

ちなみに、カイルア・ビーチ・センター には、オバマ前大統領が子供の頃に親しんだ かき氷店(兼 洋服・雑貨店)の「アイランド・スノー」(Island Snow Hawaii)や、ピザ屋の「ボブズ・ピッツェリア」(Bob’s Pizzeria)、プレートランチ(お弁当)を提供する「K & K バーベキュー・イン」(K and K Bar B-Que Inn)などのお店も入居しています。

 

お店情報

  公式サイト カイルア・ビーチ・アドベンチャーズ(日本語)
  運営会社名 Kailua Sailboards & Kayaks, Inc.
(カイルア・セイルボード・アンド・カヤック)
  住所 130 Kailua Rd, Kailua, HI 96734
  電話番号 +1 808-262-2555

お店の名前が2つある?

ちなみに、「カイルア・セイルボード・アンド・カヤック」(Kailua Sailboards & Kayaks)という名前もインターネットで散見されますが、同社は “カイルア・ビーチ・アドベンチャーズ(店舗名)” を運営している「会社の名前」です。

つまり、2つの名前が飛び交っていますが、同じ会社(運営)になります。「ブランド名 と 会社名 を区分けしている」というだけの話でした。

JTB、HIS(エイチ・アイ・エス)、VELTRA(ベルトラ)などの「カヤック関連のオプショナル・ツアー」も、この会社に委託しているようです。

安心面などの点から “大手の旅行会社” を通したいとお考えなら、それもOKだと思います。「カイルア・ビーチ・アドベンチャーズ」のウェブサイトでは 割引価格 を提示していますので、そちらを選択されても良いと思います。お好みに合わせ、どの窓口から申し込むかを決めるといいですね。

他の業者はあるか?

カイルア・ビーチ周辺でマリンスポーツを扱っている業者を探してみると、「カイルア ビーチ アドベンチャーズ」しか見当たりません。同地区で唯一の業者ですね。

ただし、「カイルア・タウン」(市街地エリア)まで足を伸ばすと、いくつかお店があります。

基本的には、どこのお店も英語対応のようです。また、カイルアタウンから カヤックやスタンドアップ・パドルボード(SUP)、カイトボード(カイトサーフィン)などを(ご自身で借りている)レンタカーの屋根に積んで、自力で運ばないといけない、などの条件があります(屋根に取り付けるルーフラック等は、無料又は有料で貸し出し)

ただし、価格はかなり割安でオトクです。これらの条件をクリアできるようでしたら、検討してみてもいいかもしれませんね。

気を付けるべき事項など、詳しくは「カイルアタウン(街)にあるマリンショップを徹底解説」のページに記載しました。ご参照いただければ幸いです。

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