カピオラニ公園(ワイキキ)を散歩して 身も心もリフレッシュ!

オアフ島の観光情報

カピオラニ公園は、ホノルル動物園の南側に位置する 緑の豊かな公園 です。広大な芝生の大地、東側に横たわるダイヤモンドヘッド、青い空、穏やかな風は、人々を 爽やか で 心地良い気分 にしてくれます。

1ページ目(本ページ)では、「カピオラニ公園の概要」「魅力」「楽しみ方」についてフカボリしました。2ページ目では、「公園の プチ歴史」と「行き方 (アクセス)」について記載・解説しています。ワイキキから “徒歩” でも行ける ヒーリング感たっぷりの公園 を、隅から隅まで しゃぶりつくしちゃいましょう!

カピオラニ公園とは

カピオラニ公園の正式名称は、「クイーン・カピオラニ・リージョナル・パーク」(Queen Kapiʻolani Regional Park)といいます。カラカウア王が愛する妻「カピオラニ王妃」の名前を冠して名付けられました。北西側入口の カピオラニ王妃像(クイーン・カピオラニ・スタチュー)が「エ・コモ・マイ✋ と挨拶しているような雰囲気で お出迎えしてくれます(エコモマイ は、ハワイ語で “ようこそ、いらっしゃい” の意味)

同公園は、ハワイ最大の公園で、広さは300エーカー、東京ドーム26個分の広大な敷地を有しています。ちょっとピンとこないくらいの敷地面積ですが、向こう側が 豆粒に見える!? ほどの広大な芝生に加え、色んな競技ができるグランド&コート、そして 野外音楽堂 など、あらゆるモノやコトを包含するほどの施設が詰まっている、とっても広い公園なんです。

また、カピオラニ公園は、毎年12月に開催される ホノルルマラソン の フィニッシュライン(ゴール地点)が設置される場所としても知られています。この公園で「完走した達成感」を味わっている方も 数多くいらっしゃいます。

実は、モンサラット・アベニューを挟んで北側に位置する ホノルル動物園 も、正式には “カピオラニ公園の一部” という扱いになっています(同動物園の特集記事はこちら)。

つまり、「雄大な景色や自然を楽しめる心地良い公園」であると同時に「人々の 汗と涙と感動 が大地に沁み込んだ施設」ともいえます。

散歩を存分に楽しめる公園です

ダイヤモンドヘッドがくっきり見える

カピオラニ公園は、「散歩」を存分に楽しめる場所です。冒頭の写真にもあるように、公園の東側には、ダイヤモンドヘッド圧倒的な存在感で横たわっています。

足元は鮮やかな緑、正面はダイヤモンドヘッドゴツゴツした岩肌、そして空を見上げれば青空が広がり、私たちを爽快な気分にさせてくれます。頭が赤い色をした「コウカンチョウ」など、南国のかわいい小鳥たちも、芝生の上に降りてきて、自慢のメロディーを奏でています。

青い海&ビーチ 🌊 と ダイヤモンドヘッド 💎」の組み合わせもいいですが、「緑の大地 🌳 と ダイヤモンドヘッド 💎」の組み合わせも、負けず劣らずスバラシイ景色です。日々のカラダの疲れをほぐしてくれるような “癒やしの効果” を きっと得られます。

ジョギングで気分をリフレッシュ

また、公園を訪れる人々は、散歩にとどまらず、朝のジョギング 🏃 を楽しんだり、広場でボール遊び ⚽ をしたり、フリスビーをやったり、ヨガを楽しんだり、ピクニックしたりと、様々な楽しみ方をしています。

前日に食べ過ぎちゃった場合などは、翌朝ここで軽くジョギングしてみるのもいいですね。カラダもココロもリフレッシュできると思います。

木陰でひと休み

カピオラニ公園には、バニヤンツリーやモンキーポッドなどの巨木 🌳 が植えられています。木陰に入ると、涼しくて爽やかな風が通り抜け、リラックスしたひとときを過ごせます。休憩できるベンチが置いてある木陰もあります。

バニヤンツリーは、菩提樹(ぼだいじゅ)の仲間で、横に大きく広げた枝から「気根」(きこん)と呼ばれる 長い根っこ を伸ばしている樹木です(沖縄の木 ガジュマル の親戚)。気根が地面に届くと、それが新しい幹になるという(⇒ 支柱根といいます)、大変生命力のある木です。横に広がっていて、木陰になっているスペースがたくさんありますので、休憩するには最適です。

モンキーポッドは、日立のCMの「この木 なんの木~」の映像でもお馴染みの、キノコのような形をした 大きな木です。CMの木は、モアナルア・ガーデンのものですが、カピオラニ公園のモンキーポッドも大きく、木陰の休憩場所としても利用できます。

芝生で寝転ぶのも気持ちイイ

散歩ついでに、芝生の上で寝転んで、大空を仰いでみるのも気持ちいいですよ。ただし、そのまま寝転ぶとムズがゆくなる可能性がありますので、レジャーシートを持っていけるとベターです。

レジャーシートは利用価値アリ

シートがあれば、お弁当を持ち込んでピクニックもできますので、”コンパクト型” のモノを持参していっても損はありません。ちなみに、私は(日本の)ダイソー でレジャーシートをあらかじめ購入して持っていきました。

ABCストアにゴザも売ってます

ハワイの ABCストア でも ゴザ が売られています(3ドル程度)。サイズが少し小さめなのが難点で。とはいえ、ゴザの性質上、砂は比較的簡単に落とせますので、その点は良いですね。

日本からシートを持参していない場合には、このゴザを調達するといいですね。敷物があれば、カピオラニ公園だけでなく、カイルアビーチ などの 公共ビーチ各所 でも大活躍すること間違いナシです。

ベンチも気持ちいい

ベンチに座ってゆっくりするのも、とても気持ちいいです。レジャーシートやゴザを持っていくのが面倒な場合は、お気に入りのベンチを探してみるのもイイですね。「私のマイ・ベスト・チェアは、コレ!💺」というのを見つけられたら、”次回訪問時のお楽しみ” にもつながります。

朝のヨガレッスンも気持ちイイ

公園の芝生内、あるいは野外音楽堂のステージで「朝のヨガレッスン」を実施している団体もチラホラあります。ひとり 15~20ドル 程度で参加できます。

予約をせずに、現地で合流して参加できるレッスンもあります。ただし、「有料 もしくは 寄附(チップ)」をお願いしているケースが大半です。参加したい場合は、主催者の意向・方針(料金設定、日時など)を汲み取って合流してみるといいですね。

なお、寄附で運営されている場合は、簡易の看板などに「Donation Based Class」(寄附による授業)と書かれていることが多いようです。

朝のヨガレッスンを一部ご紹介

[ ヨガアウェアネス ]
ヨガアウェアネス(ワイキキビーチヨガ)さんが、毎週火曜・土曜の朝8:00からベアフットビーチカフェの芝生エリアで「モーニングヨガ」を実施しています。1回20ドルです。ウェブでの事前予約が必要です。開催日時、集合時刻、会場の詳細などは、前述リンクにアクセスしていただき、ご確認ください(日本語対応可)。

スポーツや娯楽も満喫できます

カピオラニ公園は、「大きな芝生の広場」があるだけにとどまりません。テニスコートをはじめ、バスケットボール、サッカー、野球、ラクロス、ラグビー、アーチェリー競技場、ワイキキシェル(野外ステージ)、そしてランニングコース(3マイル、約5km)など、様々なスポーツを行える施設も整っています。クリケットも盛んにおこなわれています。

国際大会も開かれています

ラグビー や ラクロス の国際大会も開かれるなど、世界的な競技場としてもその存在価値を示しています。以前より、ラグビーのゴールポストがあるのは私も存じ上げておりましたが、そんな “ワールドワイドな公園” でもあったんですね!

旅行者もテニスコートを使用可

テニスコートは、旅行者でも利用できます。公園の西側にあります(地図参照)。特に予約の必要はありません。先に利用している人がいる場合、次の利用希望者は、コート脇のベンチで待機し、最長45分で交代する、というルールになっています。

ただし、次の希望者が1人で待っている場合(対戦相手がいない場合)など、場所取りが主目的となっている場合は、交代しなくてもよいことになっています。なお、コートはハードコートとなっていることから、ヒール付きの靴 やスパイクシューズ の使用は禁止されています。

おまけ情報ですが、もし現地でちょっとしたラケットを購入したい場合は、「アラモアナ・ビーチパーク」の記事でも少し触れましたが、「ウォルマート・ホノルル店(アラモアナ・センター 北側に立地。地図に行かれますと、手頃な価格 でラケットを手に入れることができます。

また、同じくアラモアナ地区にある「ターゲット・アラモアナ店地図でも、ラケットなどのテニス用品を 手頃な価格 で購入できます。

野外音楽堂もあります

また、公園の北側(モンサラット・アベニュー側)には、「ワイキキ・シェル」(The Tom Moffatt Waikiki Shell)という名前の野外音楽堂(野外コンサート施設)があり、音楽ライブやイベント(野外フェス)などが開かれています。ホノルルマラソンのゴールイベントもここで催されています。

朝は、このステージを活用してフラのレッスンも開かれているようです。とっても開放的でイイですね!ちなみに、ここで開かれるコンサートの音質も評判が良いようです(参考:Waikiki Shell 公式サイト – イベント情報あり)。

自分だけの楽しみ方も・・・。

カピオラニ公園は、1877年にオープンし、時代とともにその目的、意義、設備をブラッシュアップして(磨き上げられて)、現在に至ります。タダで楽しめる公園ですが、140年以上もの長いスパンを経て 積み上げられた価値&魅力は、並大抵のモノじゃありません。

私が挙げた「公園の魅力」以外にも、皆さんが “個々に感じる魅力” はいっぱいあるかと思います。「芝生の上にレジャーシートを敷いて寝っ転がる」とか、「ダイヤモンドヘッドを眺めるためのベストなベンチ(いす)は、このベンチだ」(テーブル付きのベンチもあります)とか、「大地のパワーを感じながら 筋トレする!?」(…雲梯&鉄棒みたいな器具が少しあります)とか、あるいは単に「音楽を聴きながら散歩する」など、オリジナルの楽しみ方を探してみるのもいいですね。

ワイキキからも歩いて行ける場所ですし、乗り捨て型レンタル自転車「Biki」を使ってアクセスすることも可能です。気軽に立ち寄れるトコロもいいですね。

皆さんも、この広大で多目的な公園の魅力をフル活用して、カピオラニ公園を存分に味わってみてはいかがでしょうか。

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