ダイヤモンドヘッドは、オアフ島の最南端に位置する 小高い山 です。元々は、約30万年前に出来た噴火口(火砕丘)で、現在はその火山活動を停止し、オアフ島の一大観光名所になっています。
1ページ目(本ページ)では「ダイヤモンドヘッドの魅力&概要、おすすめ時間帯」を、2ページ目では 「入園料、登山のコツ、服装・靴、準備」 について、3ページ目では 「ダイヤモンドヘッド への行き方」 について解説しています。”ワイキキから 近くて 魅力満点の 観光スポット” を堪能しましょう!
ダイヤモンドヘッドとは
ダイヤモンドヘッドの正式名称は、「Diamond Head State Monument」(ダイヤモンドヘッド州立記念公園)といいます。州の公園ですので、入園時間や入園料が設定されているほか、トイレも完備されています。
ところで、なぜ「ダイヤモンド~」という名称が付いているのか、疑問に思った方も多いかと思います。これは、19世紀にイギリスの船乗りがダイヤモンドヘッドへ登ったときに、キラキラ輝く“方解石” (ほうかいせき) の結晶を見つけ、それを “ダイヤモンド” と勘違いしたことから、この名で呼ばれるようになったそうです。
また、昔、海を航行するカヌーの目印として 頂上付近で焚いていた かがり火 を「レアヒ」(=渦巻く炎)と呼んでいたため、そのような名前になったという説もあるそうです。
御家族連れでも登れます
登山道(トレイル)の前半は なだらかな歩道 が続きます。後半は少し険しい登り坂や階段があり、多少しんどいと感じる場面もチラホラありますが、マイペースでゆっくり進めば、それほど体力的な負担はかかりませんので(個人差あり)、幼稚園~小学生のお子様連れの方でも、頂上までたどり着くことも十分に可能です(熱中症予防のため、ドリンク持参で歩くようにしましょう)。
安全最優先で楽しみましょう!
ダイヤモンドヘッドでも、時々熱中症、脱水症状などでダウンする方がいるようです。疲れたり、様子がおかしくなりそうだったら、無理をせず、すぐに引き返しましょう。
また、道幅が狭かったり足元が悪くて危険な箇所もありますので、お子様と一緒に行かれる方は、①崖側を歩かせない、②一緒に手をつなぐ、③子供達だけで勝手に行かせない、などの安全対策を図るようにしてください。
雨が降った後など、足元が滑りやすくなる箇所(岩盤の歩道、階段)もありますので、転倒・打撲・骨折などしないよう注意を心がけておくといいですね。
旅行中の運動にも最適!
ダイヤモンドヘッドなら「無理のないウォーキング」を楽しめます。カロリー消費&雄大な景色を満喫して、ストレス解消に役立てるのもいいですね!
登るならいつ?
朝の時間帯なら、多少涼しくて気持ちよく歩けますが、日が高く昇った頃に行くと、直射日光の “衝撃ビーム” が 容赦なくぶち当たり、体力的にも消耗します。また、時間が遅くなるにつれ、観光客も増えてきますので、登山道も混み合ってきます。