ANAの成田~ホノルル便で フライングホヌ(A380:2階建て旅客機)に乗れる!

ハワイの交通手段

2019年5月24日、ANA(全日空)は「成田-ホノルル線」で 総2階建ての超大型機 エアバス A380 型機「FLYING HONU」(フライングホヌ)の就航を開始しました。日本語に訳すと、「空飛ぶウミガメ」です。

2023年8月現在は、週10便(往復)を運航しています(火・金・日は1日2往復、それ以外の曜日は1日1往復)。本ページでは、フライング・ホヌ の魅力、スゴさ、特色に迫ってみます!

総2階建ての超大型旅客機に乗れる!

A380といえば、超巨大な旅客機。いつお目見えするかと思っていたら、なんと 成田-ホノルル便に就航するなんて、ハワイ好きのワタシにとっては、すごくハッピーな気持ちになります(成田は 少々遠いですが…)。

フライングホヌ のデザインがカワイイ

機体の名称は、「FLYING HONU」(フライングホヌ)。冒頭でも少しお伝えしましたが、ホヌとはハワイ語で「ウミガメ」という意味になります。確かに、A380の機体は縦に丸みを帯びた形をしていますので、ウミガメのデザインが ぴったりマッチしていますね。

また、ウミガメが悠々とハワイの大海を泳ぐ姿は、大空を羽ばたいて飛んでいる姿にも見えますね。ホヌ君たちは、ハナウマ湾 をはじめ、ハワイ各地の海で いつも気持ち良さそうに泳いでいます。そんな姿を彷彿とさせるデザインになっています。

ANA は、昔からデザインセンスがとっても良く、(期間限定の 特別塗装機 を含め)世界中のどこの航空会社とも一味違うデザインを次々と採用しています。この フライング・ホヌ も、「愛らしい姿」を描きつつ、「ハワイらしい雰囲気」も 出ていて、利用者の心理をガッチリと掴むフォルムになっているように思います。

色は3色、どれもハワイアンなカラー

機体は、(ANAブルー)、深緑(エメラルドグリーン)、オレンジ(サンセットオレンジ)と、3種類の色を採用しています(オレンジは順次就航予定)。それぞれ「空」「海」「夕日」をイメージしていて、ホヌ(ウミガメ)の表情も少しずつ異なっています。乗る機会がある場合は、どの色の機体になるか、楽しみですね。↓エメラルドグリーンのホヌ君、ニコニコの笑顔です 😊 。

座席も豪華で快適!

座席数は、全部で520席。従来便の倍の輸送量を確保できるようになりました。ファーストクラスが8席、ビジネスクラスが56席、プレミアムエコノミーが73席、エコノミーが383席だそうです。全クラスともパソコン用電源充電用USB端子Wi-Fiによる機内インターネット接続サービスを提供していますので、長時間のフライトも退屈せずに過ごせますね。

2階は、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスの座席となっています。ファーストクラスは、ドア付きの個室風になっていますので、プライベートな気分にどっぷり浸かれそうです。ビジネスクラスは、ペアシートになっているので、ご家族やカップルでも過ごせます。

プレミアムエコノミーは、ゆったり38インチ(97cm)のシートに、レッグレスト(ふくらはぎを乗せる台)、15.6インチの巨大タッチパネル式モニターが付いています。広々とした空間を満喫できます。

1階はエコノミークラスです。シートは34インチ(86cm)と幅広で、13.3インチの大型タッチパネルモニター、フットレスト(棒状の足乗せ台)、6方向に調整可能なヘッドレストが付いています。

なお、授乳やおむつ替えができるよう、後部に「おむつ交換台や流し台などが設置されたルーム」を設置しています。長時間のフライトだからこそ、このような空間はありがたいですね。

運航スケジュールは…

既述しましたが、2023年8月現在は、毎日 A380 を運航しています。しかも、火 金 日 は、1日2便 の運航です。なお、機体のカラーは、オペレーションの状況により、変更になることがあるそうです。

勝手な期待ですが、成田便だけでなく、羽田、関空、中部、福岡 …と徐々に増えていくといいですね。地方住民にも愛の手を!

ホヌの全貌を「レビュー動画」でチェック!

最後に、フライング・ホヌを取材された 航空ジャーナリスト(&ブロガー)の Sam Chui(サム・チュイ)さんの動画をご紹介します(ANAのA380 レビュー動画)。最初の3分半位は オープニング・イベントの映像 ですが、その後は「機内の様子」を上手に&まんべんなく紹介してくれています。

Sam Chui さんが座っている席は「ビジネス・クラス」(2階)で、充実した設備、美味しそうな食事、アメニティなどを紹介しています。他にも、プレミアム・エコノミーや機内設備の様子、そして何といっても「乗客の皆さんが楽しそうに過ごしている姿」をうまく映し出しています。

「フライング・ホヌ に乗ってないのに アロハな気分(乗った気分)になれる」、そんな魅力的な映像になっていますので、もしよければ、ご覧になってみてください。ちなみに、言語は英語ですが、映像だけでも十分に楽しめます。翻訳言語選択ボタン (⚙) 等の操作で日本語字幕の表示も可能です。

なお、サムさんは、各座席(クラス)の機能をコンパクトに紹介した動画「ANA A380 Flying Honu Cabin Tour」(6分)も公開しています。

こちらも参考にすると、更に全体像を把握しやすくなると思います。サムさんは、航空会社からの信頼も厚いようで、特別に内部詳細を取材させてもらっています。

A380(フライング・ホヌ)関連リンク

「成田~ホノルル便」(エアバス A380)の座席情報、機内サービス、機内設備の情報などを入手できます。


ANA 及び A380 関連リンク

  ANA Hawaii A380 ANA エアバス A380型機 の公式情報ページ。フライング・ホヌに関する情報が掲載されています。
  ANA公式サイト 全日本空輸(ANA)の公式ページ(トップページ)
  ANA Twitter 同社の Twitter 公式ページ
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