予約は事前に日本で行いましょう!
レンタカーを利用する予定がある方は、事前に日本で予約していきましょう。各レンタカー会社とも 事前割引(いわゆる早割)のような割引制度 を導入していたり、インターネット限定の割引プランがあったりします。これらを利用した方が確実に安く済みますので、事前に申し込んでいきましょう。アメリカの大手レンタカー会社は、日本に営業所(または代理店)があります(次項下表参照)。
レンタカー会社はどこがいい?
レンタカー会社には、高級車も扱う車種豊富な会社や、比較的お値打ちな低価格路線の会社、オアフ以外の他島にも多数の営業所を持つ会社など、各社共に特徴がありますが、いずれにしましても、以下にご紹介するような「大手のレンタカー会社」を選んでおいた方が無難です。
中小零細のレンタカー会社ですと、車内が汚れていたり、エアコンが壊れていたりといった問題が無いとも限りませんので、そのようなリスクを避けるのなら、やはり大手の会社を利用した方いいですね。
レンタカー各社では「英語ページ」と「日本語ページ」の両方を設けていることがありますが、日本語ページのほうが料金がやや高くなっていることが多いようです。安さを取るなら、英語サイトから直接予約するのがいいですね。
ただし、英語ページからオンライン予約する場合は、事前にクレジットカードで決済することになります(一般的に、日本語窓口から電話予約した場合、現地での支払いが可能)。
一方、日本語ページのほうは やや割高 ですが、日本語で気軽に電話予約ができること、訴訟大国であるアメリカに適した保険をアドバイスしてくれること、何かトラブルがあれば日本の代理店などを通して日本語で対応できることなどのメリットもあります。海外でのレンタカー利用に慣れていない場合は、日本語サイトから予約をした方が安心かと思われます。
なお、日本語サイトから予約した場合でも、現地到着時には保証金代わりにクレジットカードを提示する必要があります。クレジットカードが無いと現金での多額の保証金を要求されますのでご注意ください。
ダラーレンタカー |
ダラーレンタカー(Dollar Rent A Car)は、日本語で予約可能です。クライスラー、ドッジ、ジープなど、コンパクトカー、ミニバン、大型乗用車まで幅広く扱っています。 [ 英語ページ ] |
ニッポンレンタカーハワイ |
ニッポンレンタカーの現地法人です。「日本語で事前予約が可能」です。National Car Rental(アラモ系列)と提携しています。 |
アラモレンタカー |
アラモレンタカー(Alamo Rent A Car)は、日本語で予約可能です。GM車(シボレー、ポンティアック、キャデラック、ビュイック、サターン等)を中心に扱っています。[ 英語ページ ] |
エイビスレンタカー |
エイビスレンタカー(AVIS)は、北米、ハワイ、ヨーロッパ、その他の世界各地にも拠点を広げるレンタカー会社です。日本語で予約可能です(日本代理店:オーバーシーズ・トラベル)。各メーカーの車を扱っています。 [ 保険制度 / 英語ページ ] |
バジェットの海外レンタカー |
「バジェットの海外レンタカー」(www.budgetjapan.jp)のページから、日本語で予約できます(日本代理店:㈱ジェイバ)。バジェットはエイビス系列です。 アメリカの直営サイトは、「Budget」(www.budget.com)になります。英語で予約される場合は、こちらのページからダイレクトに予約することも可能です。 なお、日本国内のレンタカー事業は、㈱イデックスオート・ジャパンが「バジェット・レンタカー」(www.budgetrentacar.co.jp)の名前で運営しています(国内予約のみ)。 |
ハーツレンタカー |
ハーツレンタカー(Hertz)のホームページは、日本語に対応した世界共通のサイトになっています。日本語になっていない場合は、ページ右上の「居住国 / 言語」設定で「日本 / 日本語」に変更できます。 |
Thrifty Car Rental |
スリフティ(Thrifty Car Rental)は、日本語での検索が可能です。もし英語表記になっている場合は、ページ右上の「居住国 / 言語」設定で「Japan / 日本語」に変更できます。現在は、ハーツレンタカーの傘下です。 |
保険はフルカバーにしましょう
事故時のトラブル回避のため、保険は必ずフルカバーにして申し込みましょう。ちょっとのことでケチると、万一のことがあった場合に大変なことになります。アメリカは訴訟大国ですので、保険加入は必須です。車線をうっかり間違えて正面衝突する日本人もいるそうなので、気をつけましょう。
レンタカーの車種はどれがいい?
車種には、「エコノミー」、「コンパクト」、「ミッドサイズ」、「ミニバン」、「スポーツタイプ」、「コンパーチブル」、「4WD」など、様々なタイプがあります(会社によって車種の呼び方は異なります)。「スポーツカーやオープンカーに乗りたい」とか、「デカいアメ車に乗りたい」という方もいらっしゃると思います。確かに、せっかくのハワイ観光旅行なので、トロピカル気分を盛り上げてくれる車に乗りたいですよね。
ただし、日本と運転習慣が異なり(左折のルールや譲り合いのルールなど)、しかも走り慣れない右車線の道路を走るワケですから、アメリカでの運転に慣れていない方は、「乗りなれたタイプ」の車種や、小回りが効いて走りやすい「エコノミー」や「コンパクトカー」などを選ぶのもひとつの方法です。
運転可能年齢と免許証について
運転可能年齢は、原則25歳以上(会社によっては条件付きで21歳以上)となっています。年齢条件を確認のうえ申し込みましょう。なお、21~24歳の年齢の方が借りることができるレンタカー会社では、1日あたり10~25ドル程度の追加料金がかかることがほとんどです。
免許証の種類については、レンタカー会社によっては「日本の免許証があればいい」と言う会社もありますが、実際に現地の営業所(特にオアフ島以外)に行くと「日本(語)の免許証では日本語が読めないから、国際運転免許証を提示してくれ」と言われることがあります。また、事故時に国際運転免許証を持っていないと、裁判所への出頭を求められたりすることもあります(大変面倒です)。乗る直前に揉めたり、警察とトラブルになったりすることのないよう、極力「国際運転免許証(国外運転免許証)」を持って(作って)いきましょう。
国際運転免許証(国外運転免許証)は、各都道府県の運転免許センター/試験場や、特定の警察署などで申請できます。有効期間は1年です。必要書類等は以下のとおりです。詳しくは、各都道府県警察署のサイト(下へスクロールすると 各都道府県警察のリンク が表示されます)の「運転免許手続き」「各種手続き」等の項目をご参照ください。
余談ですが、法令上、各都道府県の日本の運転免許証を元に発行される国際運転免許証を「国外運転免許証」、 外国の運転免許証を元に発行される国際運転免許証を「国際運転免許証」といいます。このため、各都道府県警察のホームページには、「国外運転免許証の交付…」と表記されている場合があります。なお、実際に手渡される国外運転免許証は「国際運転免許証」と表記されています。
必要書類等 | 備 考 |
---|---|
日本の運転免許証 | 有効期間内のもの |
パスポート | 有効期間内のもの |
国外運転免許証交付申請書 | 窓口に置いてあります。各都道府県警により、ホームページで用紙を印刷・使用できる場合もあります。 |
写真(1枚) | 縦5cm×横4cm(過去6か月以内に撮影) |
印紙代 | 2,350円、2,650円 など。都道府県により異なる。収入印紙は窓口で買えます。 |
実際に借りる際のポイント
ホノルル空港の場合、税関出口を出て右側にレンタカー各社が集まっているカウンターがあります(「Rent A Car」の案内看板があるので、それを参考にしつつ行きましょう)。そして、カウンターのスタッフの指示に従い、ピックアップ・バスに乗って営業所へ行き、そこで手続きを行いましょう。
なお、各社のピックアップ・バスが定期的に空港内を巡回しているので、手を挙げて直接乗り込んで営業所へ行ってもかまいません(ニッポンレンタカーは空港カウンターに立ち寄る必要あり)。
また、オアフ島以外の島も同様で、空港内のレンタカー各社のカウンターでピックアップ・バスの乗車場所を教えてもらうか、直接 巡回している各社のピックアップ・バスに乗り込んで 営業所へ向かいましょう。
提示する書類等は、「日本から持ってきた予約確認書」、「運転免許証(日本の免許証と国際運転免許証[※]の両方)」、「パスポート」、「クレジットカード」です。クレジットカードは、万が一の場合の保証金代わりとして対処するためにレンタカー会社がカード番号を記録します。なお、レンタカー利用後の支払いは、そのカードで支払うこともできますし、現金払いもできます(「I want to pay cash.」と言えば現金払いできます)。
なお、現金払いの場合は、カードナンバーを記録した用紙をその場で廃棄してもらえますので、気になる方は「この場で破って捨ててくれ」云々のことをしっかりと伝えて処分してもらいましょう(そのようなことを言う人はあまりいませんが、気になるようなら一言伝えましょう)。
[※] 国際運転免許証の必要性については、前項「運転可能年齢と免許証について」をご覧ください。また、国際運転免許証は、単なる日本の免許証の翻訳に過ぎないので、「日本&国際」の両方を持っていきましょう。
旅の日程と照らし合わせてレンタル!
オアフ島やマウイ島以外の島では、使い勝手の良い公共の移動手段がありません。より快適な島内観光をするのであれば、レンタカーを利用するのもひとつの方法です。雄大な自然を見ながらのドライブ旅行は最高です。
しかし、実際にどこに行きたいかを考えてみると、意外とレンタカーを使う暇が無かったりすることがあります。よって、レンタカーを借りる際は、旅の日程を考えてから借りるかどうかを決めた方がベターです。
例えば「ハワイ島4日滞在」の場合を想定してみると、
1日目 … ホテル内及び周辺で過ごす
2日目 … マウナケア山・星空観測ツアーに参加予定
3日目 … キラウエア火山・溶岩ツアーに参加予定
4日目 … ホノルル(オアフ島)へ移動
であったとすると、実際にはレンタカーに乗ってドライブに行く暇がない計算になります。
個人旅行の場合でも、あらかじめ日本で「現地旅行会社 主催のオプショナル・ツアー」に申し込んだ結果、上述のような日程になる方も多いかと思います。そうなると、実際にレンタカーを利用できるのは「空港~ホテル間の移動」と「お土産、食材、ビールの買い出し」だけだったりすることがあります。ご自身のプランを事前に練った上で、レンタカーを借りるかどうかを決めましょう。
ガソリンの入れ方
ガソリンスタンドは、日本と同様に「セルフサービス(Self Service または Full Self と表記)」と「フルサービス(Full Service)」の両方がありますが、大半のスタンドがセルフとなっています。
ガソリンの単位は、ガロンで表示されます。1ガロン=3.78リットルです。試しに単位換算したい方は、「ハワイの単位換算 > 容積換算(ガロン)」のコーナーをご参照ください。
支払い方法は「現金払い」と「カード払い」の両方があります。現金払いを希望の場合は、①給油ポンプの前に車を停め、②店員にポンプの番号を伝え(給油することを伝え)、③静電気を除去してフタを開けノズルを差し込めばOKです。給油が終わったら、ブースへ行ってお金を支払いましょう。クレジットカード払いの場合は、ポンプに付いているカード差込口にカードを奥まで差し込んで(すぐ引き抜くのがコツ)、給油し、領収書(Receipt)の発行ボタンを押せば完了です。
油種(ガソリンの種類)は、Regular(レギュラー)、Super(スーパー)、Premium(プレミアム)などがありますが、レンタカーなら一番安いガソリンでかまわないと思います。ただし、いずれの種類にせよ、Unleaded(無鉛ガソリン)であることを確認のうえ、給油しましょう。有鉛ガソリンだと、エンジンがかからなくなったり、ドライブの途中で故障してしまう恐れもあります。気をつけましょう。
ガソリンの種類 | 備 考 |
---|---|
Regular など (無鉛レギュラー) |
安いガソリンです。「Unleaded(無鉛)」と表示されていることを確認のうえ、給油しましょう。なお、単なるRegular(レギュラー)という表示だけだと、有鉛ガソリンである場合があります。そのときは、1ランク上の無鉛ガソリンを入れておくほうが無難です。 |
Super、Plus など (無鉛) |
レギュラーより燃費が良いのですが、その分価格は高めです。 |
High Performance、 Premium など (無鉛ハイオク) |
いわゆるハイオクガソリン。燃費が一番良いものの、高価格です。 |
Diesel (ディーゼル) |
ハワイ(アメリカ)では、ほとんどのレンタカーがガソリン車なので、関係ない油種です。 |
Leaded (有鉛) |
最近はあまり見かけませんが、たまにあります。レンタカーでは使用しないようにしましょう。 |
シートベルトとチャイルドシートについて
ハワイでは、シートベルトの着用を義務付けています(ハワイ州法)。違反した場合は罰金が課されます。運転手と助手席は必須です。また、州法では子供の安全に重点を置いており、3歳までの子供を乗せる場合は、チャイルドシートの使用を義務付けています。非装着の場合は罰金が課せられます。チャイルドシートは、レンタカー会社で1日5ドル程度で借りられます。対象となる場合は、必ずレンタルしましょう。
乳幼児年齢 等 | 着用方法 |
---|---|
新生児~1歳 | チャイルドシートを後ろ向きに後部座席に装着。 |
1~3歳 | チャイルドシートを後部座席に装着。前向きに装着可。 |
4~17歳 | 左記年齢の子供を後部座席に乗せる場合は、シートベルト必須(着用義務あり)。 |
慣れない土地ですので気をつけましょう!
過去にアメリカやハワイで運転したことがある人、何度かホノルルに訪れていてハイウェーのルートなどを憶えている人、運転に自信がある人 などであれば、レンタカーを利用する方もいらっしゃるかと思います。アメリカの本土と比較すれば、ハワイのドライバーは総じて運転マナーがよく、譲り合いの気持ちで運転している人が多いのですが、そうは言っても「慣れない土地での運転」ですので、十分に気をつけましょう。
また、海外での運転に自信がない場合は なるべく利用しない方がよさそうです。理由は、①実際に日本と逆の右車線を走るのは結構危険であること(うっかり左車線を走ったその瞬間に「正面衝突」もありうる)、②ルートに不慣れだとうまく目的地にたどり着けないこと、③日本で慣れている車のサイズと異なる車を借りて車同士で傷つけたりすると後々処理が面倒であること、④盗難や車上荒らしの恐れがあること、 などです。
①は、自分に「右車線を走らなければならない」と言い聞かせていても、疲労がたまった頃にうっかり左右の車線を勘違いすることもありえます。特に、左折の時にうっかり内側(左車線=反対車線)に入ってしまいそうになります。「自分はそんなミスはしない」と思っていてもたまにミスしまうのが人間です。気をつけましょう。また、③や④は、保険でカバーしているとはいえ実際にはトラブルの処理に手間取ってしまうなど、貴重な旅行の時間を無駄に過ごしてしまうことが考えられます。車内のカバン、モノ、小銭欲しさにガラスを割る、といった車上荒らしは結構多発しています。ガラスを割られた直後にレンタカー会社に行き、せっかくの時間を無駄にすることにもつながります。気をつけましょう。
レンタカーを利用しなくても、オアフ島内なら「ザ・バス」でなんとか目的地に行けますし(ノースショアもTheBusで行けます)、何と言っても、事故や盗難のリスクを負わなくて済みます。
飲酒運転は絶対にやめましょう!
最近は、日本でも「飲酒運転は “殺人行為” と言われても仕方のない 悪質で危険な行為」であるという認識が広く浸透してきました。
ハワイ(アメリカ)では、日本以上に飲酒運転を厳しく取り締まっています。絶対にやめましょう。簡易呼気検査ののち、警察署での採血もしくは検尿で血中アルコール濃度が0.08%以上であることが確認されれば、その場で逮捕されます。検問に遭遇して尋問されたら完全にアウトです。
運転者本人の飲酒はもちろんのこと、栓を抜いたアルコール飲料を車に乗せているのも取締りの対象となります(スーパーで買ったビールは必ずトランクに入れて持ち帰りましょう)。また、運転者が飲んでいなくても、同乗者が飲んでいたら飲酒運転とみなされます。
英語で言い訳をまくし立てるほどの会話力があっても、ダメなものはダメ、と言われてしまいます。逮捕後の罰金+弁護士費用等で1万ドル(100万円)以上かかること場合があるほか、ホテルならぬ「ブタ小屋ステイ(留置所)」も待っています。「アメリカは車社会で、田舎へ行けば車がないと移動できないこともあり、多少の飲酒は大目にみられている」というのは昔の話です。本来の「飲酒運転禁止」の趣旨を十分に理解し、「飲むなら乗るな」を貫徹しましょう。
警察の対処法
車の後ろにパトカーが付いたら、それは「止まれ」の合図です。交通違反や何らかの嫌疑により停車させられるのですが、アメリカは銃社会で警察もある程度の警戒心を持って職務を遂行しています。発砲されることのないよう、おとなしく&速やかに従いましょう。
停車した後は、決して車外に出ないで、運転席に座ったまま待ちましょう。あなたが車外に出ると、それは「銃で反撃してくる」という合図にもとられかねません。また、両手はハンドルを握って待機しましょう(ダッシュボードから銃を出すと勘違いされるため)。
「免許証を見せろ」と言ってきたら、黙々とカバンをあさるのではなく、1つ1つ警官に確認させながら免許証を探しましょう(銃を探していると勘違いされないように気をつけましょう)。また、車の中を見たいと言ってきたら、抵抗や文句など一切言わずにおとなしく見せましょう。
一通りの尋問や作業が終わったら(トラブル無く終了したら)、車に戻り、方向指示器で走る合図をして静かに走行を再開しましょう。パトカーは、こちらが走り出すまで後ろで待機しています。
なお、旅行者が警察と関わってくる可能性がある違反は、「スピード違反」、「駐車違反」、「一方通行違反」、「飲酒運転」などです。気をつけましょう。
その他 注意する点
(1) 健常者が身障者用の駐車場に止めた場合は、通常の駐車違反の2倍の罰金を取られます。よく見てから駐車しましょう。
(2) ハワイ(アメリカ)では、赤信号でも右折可能です。一旦停止した上で右折しましょう。ただし、「No Turn on Red」と表示されている場合は、右折禁止ですので、気をつけてください。
(3) ハワイ島などの他島でドライブする場合、レンタカー各社が定めた「保険対象外・進入禁止路」があります。その道路で事故を起こすと保険は一切支払われませんので、気をつけましょう。事前に各社に確認しておきましょう。
(4) 前方もしくは対向車線に黄色いスクールバスが停車しているときは、必ず停まりましょう。バスが走り出すまで、またはバス後方の「STOP」のサインが消えるまで、絶対に動かないようにしましょう。ただし、中央分離帯で区切られた道路の対向車線に停まっている場合は、そのまま走行できます。
(5) ハワイでは、日本以上に車上荒らしが多発しています。盗難防止&窓ガラス破損防止のため、車内には絶対にモノを残さないようにしましょう。できれば、トランクにもモノを入れないようにしましょう。ドロボーは、車内のモノ欲しさに、何のためらいもなく簡単にドアや窓を壊してきます。
(6) アメリカの車は、エンジンをかけたまま(キーをつけたまま)でも自動でロックがかかる車種があります。車から離れるときは、エンジンを切り、同時に必ずキーを抜きましょう。
(7) アメリカでは、ヒッチハイクは法律で禁止されています。「快く応じたら実は強盗だった」ということもあります。安易に停車して殺されたりしないよう、気をつけましょう。ちなみに、「手を挙げろ!」は英語で「 Hold Up ! 」です。
(8) 日本では、進路を譲ってくれたときなどのお礼に「ハザード」を点滅させることがありますが、アメリカではそのような習慣はありません。何かトラブルでもあったのか?と勘違いされるので、やめましょう。お礼をしたい場合は、日本でもするような「やぁ!」というスタイルで手を軽く挙げれば、謝意は伝わります。