TheBusのユース・シニア割引HOLOカード申請方法

ハワイのTheBusで使うユース・シニア向け割引HOLOカードの申請方法 ハワイの交通手段

ハワイ・オアフ島で TheBus や Skyline を利用する場合、お子さんや高齢者などが「ユース向け・シニア向けの割引HOLOカード」を作ることにより、通常の大人料金よりもかなり安く公共交通機関を利用できます。

事前の申請手続きは必要ですが、中期~長期滞在のご予定がある方や、頻繁にハワイを訪れる方でしたら、これらの割引HOLOカードのメリットを享受できると思います。

本記事では、TheBus や Skyline をよく利用する方に向けて、ユースHOLOカードとシニアHOLOカードの対象条件、申請場所、必要書類、申請時の注意点をご紹介いたします。

ユース・シニア向け割引HOLOカードとは?

HOLOカードは、TheBus と Skyline で使える電子乗車カードですが、通常の大人用HOLOカードとは別に、ユース、シニア、障害者、メディケア対象者などを対象にした割引HOLOカードがあります。

本ページでは、その中でも利用者が多いと思われる「ユースHOLOカード」と「シニアHOLOカード」を中心にご紹介します。

  • ユースHOLOカード:6歳から17歳までの子ども、または有効な高校の学生証・在学証明を持つ19歳までの高校生が対象です(公式情報では、ハワイ在住者限定という要件は記載されていません)。
  • シニアHOLOカード:65歳以上の方が対象です。ハワイ在住者向けのカマアイナ・シニア区分とは別に、非居住者向けの申請書も用意されています。

両カードともに、決められた申請場所にて、必要とされる身分証明書等を元に「本人確認と年齢確認」して、書類に記入し、後述の申請場所にて申請することにより発行されます。

対象年齢に該当していても、これらの割引HOLOカードを持っていない場合は、通常の大人料金扱いになります。

ユースHOLOカードの対象者&必要書類

ユースHOLOカードの対象者

ユースHOLOカードの対象は、基本的に6~17歳までの未成年となっていますが、19歳以下の高校生についても学生であることを証明する書類を持参すれば、対等となります。

  • 6歳から17歳までの小児及び青少年
  • 18歳・19歳の高校生についても、高校の学生証または在学証明書があれば対象

ユースHOLOカード申請の必要書類

申請に必要な書類は以下のとおりです。青少年申請書に記入の上、年齢確認書類等とともに後述の窓口に提出してください。

  • Youth Application Form」(青少年申請書)
  • 年齢確認書類(州発行ID、運転免許証または仮免許証、パスポート、写真付きの出生証明書)
  • 18歳または19歳の場合は、有効な高校の学生証または在学証明書
  • 保護者が申請する場合は、保護者自身の政府発行ID(パスポート)

未成年の場合、保護者が代わりに申請することも可能です。その際は、保護者のIDと子供のIDの両方を持参してください。

ちなみに、日本国内の学生証や通常の在学証明書は、基本的に日本語で書いてありますので、証明書としては使えない可能性が高いと思われます。英文で書かれた在学証明書を持参しない限り、おそらく承認されないので、学生の各種証明書の使用は、あまり現実的ではないかもしれません。

公式情報では、ハワイ在住者限定とは明記されていませんが、特に高校生の場合は、基本的に現地校に通うお子さんを対象としていると考えるのが自然です。短期旅行者の場合は、「手続きの煩雑さ」と「割引による節約額」のバランスを考慮して申請するかどうかを決めるといいですね。

 

シニアHOLOカードの対象者&必要書類

シニアHOLOカードの対象者

シニアHOLOカードについては、ハワイ在住者用と、非居住者用とで区分けされていて、在住者は「カマアイナ・シニア」として、月間や年間の上限額が優遇されたパスを購入できます(後述)。

  • 65歳以上の方が対象
  • 非居住者も申請可能
  • ハワイ在住者は「カマアイナ・シニア」として申請可(割引額大)

シニアHOLOカードの必要書類

上述のとおり、「非居住者」向けの申請書も用意されています。そのため、旅行者や短期滞在者であっても、65歳以上で必要書類を用意できれば、非居住者向けのシニアHOLOカードを申請できます。

  • Kamaʻāina Senior Form」(ハワイ居住者向け申請書)
  • Non-Resident Senior Form」(非居住者向け申請書)- 旅行者はこちらを使用
  • カマアイナ・シニアは、ハワイ州の運転免許証・同州発行ID等、ハワイ在住を確認できる書類
  • 非居住者は、政府発行の写真付きID(パスポート等)

運賃について

ユースHOLOカードの運賃

ユースHOLOカードの運賃は、以下の通りです。2.5時間以内の乗り換えは、追加料金が発生せず、1.5ドルで済みます。

  • 1回乗車:1.5ドル
  • 1日上限:3.75ドル
  • 月間上限:40ドル
  • 月間パス:40ドル
  • カード発行料:初回または再発行時に2ドルが必要です

ホノルルの TheBus に乗り込む子供と高齢者の様子

シニアHOLOカードの運賃

シニアHOLOカードの運賃は、以下の通りです。1回乗車や1日上限は、カマアイナ(ハワイ居住者)・非居住者ともに優遇を受けることができます。2.5時間以内の乗り換えは、追加料金が発生せず、1.25ドルとなります。1日上限は3ドルです。

なお、月間上限、月間パス、年間パスは、カマアイナ・シニア限定の扱いとなります。非居住者は、利用・購入できません。

  • 1回乗車:1.25ドル
  • 1日上限:3ドル
  • 月間上限:20ドル(カマアイナのみ)
  • 月間パス:20ドル(カマアイナのみ)
  • 年間パス:45ドル(カマアイナのみ)
  • カード発行料:初回または再発行時に2ドルが必要です

一般のHOLOカードが1回利用3ドル、1日上限7ドルであるのに対し、シニア HOLO は1回1.25ドル、1日3ドル上限ですので、バスを足代わりに利用される 中~長期の旅行者 であれば、一定のメリットを享受できるかと思います。

申請できる場所

ユースHOLOカード と シニアHOLOカード は、次の場所で申請できます。

  • TheBus Pass Office(Kalihi Transit Center内):割引HOLOカード全般の申請に対応している窓口です。
  • Satellite City Hall(市役所の支所):Ala Moana支所を除く一部の支所で、ユース・シニアHOLOカードの初回購入に対応しています。

 

申請場所 1:カリヒの TheBus Pass Office

TheBus Pass Officeは、カリヒ・トランジット・センター(Kalihi Transit Center)内にあります。現地では「Bus Pass Office」と表示されています(下のストリートビュー参照)。

所在地は、Middle StreetとKamehameha Highway の角です。TheBus で行く場合は、Kalihi Transit Center(バス停ID(Stop ID):#4523)を目指すと分かりやすいです。

Transit Pass Officeの案内、地図、トランジット・センター詳細図は以下から確認できます。

営業時間は、平日(月~金)の7:30~16:00 です。写真付きパスの手続きは、15:30までに並ぶよう案内されています。混雑状況によっては、16:00までに処理できる人数で受付を締め切ることもあります。祝日や臨時変更もあるため、出発前に公式ページを確認してください。


カリヒトランジットセンターの建物の一角に「Bus Pass Office」があります。

行き方:ワイキキ方面から行く場合

ワイキキのクヒオ・アベニュー方面から行く場合は、2番 または 2L番 なら、乗り換えなしで行けます。TheBus公式でも、Transit Pass Officeへ行くルートとして2番・2L番が案内されています。

バスの電光掲示板(行き先表示)は、バスの電光掲示板に KALIHI TRANSIT CENTER (他にもKahauiki / Skyline Station など)と書かれていることを確認して乗車してください。

2L番は、停車するバス停が少ない Limited Stops の路線であり、乗車時間も10分程度短いのですが、本数は2番よりやや少なめですので、2番の方が使いやすい場合もあります。出発前にGoogleマップやTransit Appで、最寄りの乗車バス停と発車時刻を確認してください。

Google地図「クヒオ ⇒ カリヒ 間のバス経路図」に出発時刻を設定すると、候補ルートが表示されます(2番 or 2L番 を選択)。所要時間は、ワイキキ内の乗車場所や時間帯によって変わりますが、目安として2番バスなら1時間前後を見ておくといいですね。

行き方:アラモアナ・センター方面から行く場合

アラモアナ・センター方面から行く場合も、目的地を Kalihi Transit Center に設定し、Googleマップ、Transit App 等で検索するのが確実です。

Google地図「アラモアナ ⇒ カリヒ – バスルートマップ」に出発時刻を設定すると、その時点で利用しやすいルートが表示されます。バス停の位置や時間帯によって候補が変わるため、表示された乗車バス停名、行き先、降車バス停を確認してから出発してください。

申請場所 2:Satellite City Hall(市役所の支所)

ユースHOLOカードとシニアHOLOカードは、Ala Moana の支所を除く Satellite City Hall(市役所の支所)でも申請できます。Satellite City Hall は、ホノルル市郡の各地にあります。

ただし、Satellite City Hall(市役所の支所)での申請は、AlohaQ の予約システムで事前予約を取って申請することとなっています(参考:2ページ目の * 印の箇所にその旨が記載されています)。

このため、ハワイ居住者ならともかく、旅のスキマ時間などに ふらっと立ち寄って 申請したい旅行者にとっては、かなり面倒ですし、日程も間に合わないことが多いです(1週間後や半月後などの予約)。しかも、これらの市役所の支所は(予約を取っていても)いつも混んでいます。おすすめしません。

ちなみに、この予約の前提条件をご理解したうえで Satellite City Hall での申請をされる方に向けて補足させていただきますが、AlohaQ のオンラインでの申請手順は、以下の通りです。

  1. AlohaQ のトップページにアクセス →
  2. Driver Licensing and Satellite Services を選択 →
  3. Make Appointment を選択 →
  4. 希望する Satellite City Hall を選択 (Ala Moana 以外の支所を選択) →
  5. **MOTOR VEHICLES & Other Services** (2 transactions per appointment) *HOLO CARD & DISABILITY PARKING PERMITS (Limit 1 applicant per appointment) を選択 →
  6. 希望の日時を選択 →
  7. 氏名、携帯電話番号を入力

ホロカード申請の予約は、1回の予約枠につき1人までしか予約できません。2人以上の予約を取りたい場合は、時間をずらして(連続する時間枠で)再度予約することをおすすめします。

支所ごとに営業時間や取り扱いサービスが異なるため、行く前に公式ページで対象サービスと営業時間を確認してください。

アラモアナ支所(Ala Moana Satellite City Hall)では、TheBus HOLO Card サービスは扱っていません。アラモアナ・センター内にあるため便利に見えますが、買い物ついでに行っても申請できないため、別の支所または カリヒ(Kalihi)の TheBus Pass Office を利用してください。

支払い・チャージについて

HOLOカードの初回発行時には、カード発行料や最低チャージ額が必要になる場合があります。Satellite City Hall では、TheBus HOLOカード関連の支払いが現金のみと案内されている場合がありますので、念のため現金を用意しておくと安心です。

カード作成後のチャージは、HOLO公式サイト、電話、HOLO取扱店、TheBus Pass Office、Satellite City Hall、Skyline駅の券売機などで行えます。ただし、場所によって対応しているサービスが異なります。カードの新規発行、再発行、チャージ、月間パス購入など、目的に合った場所を確認してから行くとよいでしょう。

 

申請時の注意点

  • 市役所の支所は予約が必要:既述のとおり、Satellite City Hall は、事前の予約が必要です。やや面倒なので、旅行者等にはお勧めできません。
  • アラモアナ支所では申請不可:便利な場所にありますが、TheBus HOLO Cardサービスは扱っていません。
  • 書類不足に注意:年齢確認書類(パスポート等)、在学証明書、居住証明書(州運転免許証や州ID)など、必要書類はカードの種類によって異なります。
  • 営業時間に注意:TheBus Pass Office は平日営業のみです。また、本カードのような「写真付きパスの手続き」は早めに並ぶ必要があります。
  • 料金・制度は変わることがあります:申請前にTheBus公式ページとHOLO公式ページで最新情報を確認してください。

まとめ

ユースHOLOカードとシニアHOLOカードは、TheBusやSkylineを日常的に利用する方にとって、とても便利な割引カードです。対象条件を満たしていれば、1回ごとの運賃だけでなく、1日上限や月間上限の面でも大きなメリットがあります。

一方で、通常の大人用HOLOカードのように気軽に店頭で買えるカードではなく、年齢確認や在学証明、居住証明などの書類が必要です。申請場所も限られており、Ala Moana支所では手続きできません。

ハワイ在住のご家庭、現地校に通うお子さんがいる方、65歳以上でTheBusやSkylineをよく利用する方は、事前に必要書類を確認したうえで、TheBus Pass Officeまたは対応するSatellite City Hallで申請してみてください。

[ 参考リンク ]