格安で気軽にステーキを食べるなら「チャンピオンズ・ステーキ&シーフード」がオススメ!

ハワイのグルメ情報

ワイキキには、個性豊かで美味しいレストランがいっぱいありますが、最近の「ハワイの物価上昇」のせいで、どこも価格が高くなっています。そんな中、お値段は割安(格安)だけど、美味しいお店というのも、ちょっと穴を掘ってみると 結構 見つかります。

今回は、「ステーキやガーリック・シュリンプのプレートランチ」(お弁当)を提供するリーズナブルなお店「チャンピオンズ・ステーキ&シーフード」をご紹介したいと思います。

同店は、ロイヤル・ハワイアン・センターの「パイナラナイ・フードコート」に立地していて、交通アクセスも抜群です。

「お財布に優しい」「近くて便利」「味わい深い」「日本のココロを感じる」など、フードコートっぽい特色がありつつも、”フードコートらしからぬ魅力” もあわせ持つ同店は、ハワイ滞在中に足を運びたくなる一店です。

フードコート内だけど、本格的でオイシイ

「チャンピオンズ・ステーキ&シーフード」(Champion’s Steak & Seafood)は、日本の一流ホテル(ホテル日航)で修業を重ねたシェフによる絶品ソースが決め手のプレートランチ専門店です。

ビーフステーキをメインに、他にもガーリックシュリンプチキン白身魚のランチプレートなどをいただけるお店です。

場所は、ロイヤル・ハワイアン・センターB館2階にあるフードコート「パイナラナイ・フードコート」の一角にあります。

「なーんだ、ショッピングモールにあるフツーのフードコートと同じじゃん!」「ありがたみが無いねー」と感じてしまう方も、中にはいらっしゃるかもしれません。確かに、それを言われたら … 。

いや、でも逆にそれがいいんです。気軽に「美味しいステーキ弁当」(プレート)を割安価格で食べられるんですから。コレはコレでいいんです。物価高のハワイで、賢く節約したいですしね。ここで浮いたお金を、「翌日以降の豪遊」に、回そうと思えば回せます。

一口食べれば、チャンピオンズのオーナーさんのプライド(安さの中に見え隠れする美味しさ)がキラッと光っていることもわかります。私たち自身が、曇った眼をこすって「その輝き」を見つけ出しちゃいましょう!

それと、フードコートにあるからといって、侮る(あなどる)なかれ!味は日本人好み(後述)で、ボリュームも満点肉質も柔らかめです。素直に美味しいです。実際、お昼や夕方になるといつも “日本からの観光客” が列をなしています。

以下で「味のポイント」と「おすすめメニュー」の数々をご紹介していきたいと思います。

日本人シェフによる日本人好みの味

ステーキソースは、「オニオンベースのジャポネソース」です。ゆず系の香りが効いたポン酢醤油と、すりおろした玉ねぎの甘味がミックスした和風ソースです(その他に 更に隠し味が入っているかも)。日本人好みの味で、この「酸味、コク、甘み」が食欲をそそります。

アメリカのバーベキューソースも、甘味、スパイシーさ、ジューシーさなど、色んなタイプのモノがあって美味しいのですが、やっぱり日本からの旅行客は、「しょうゆベースのコク旨ソース」も大好きなんですよね!私もその一人です。

ステーキは、がっつり225g!

ニューヨーク・サーロインステーキ

看板メニューの「ニューヨーク・サーロインステーキ 」(約225g)は、ヒトの顔くらいの長さがある巨大サイズです。薄めにスライスしてありますので、お箸でつまみ、そのままガブッと噛んでも噛み切れます。

添付のプラスチック製のナイフでも切れます。「こんなしょぼいナイフだと折れるんじゃない?」と考えそうですが、大丈夫です。切れます。さすが日本人シェフ、日本からの旅行客が「柔らかいのが好き」なのをわかってますね。ただし、部位によっては「スジ」のせいで 切りにくい箇所 もたまにあります。

肝心のお肉の味自体も、”うま味が凝縮された赤身肉” を使用しているので、ジュワッと旨みが広がります。また、ステーキは「網」で焼いているので、格子状の焼き目が付いています。焼き目の香ばしさが何とも言えず食欲をそそります。

ライスやサラダも付いていて、かなりの満足感を得られます。ソースは、既述の「ステーキ用のジャポネソース」と「サラダ用のソース」が添付されています。

ワンランク上のリブロースもオススメ

「リブロース」(リブアイ・ステーキ)は、脂が乗りつつも、うま味の濃いステーキです(あばら肉の中心部分のお肉)。サーロインよりもやわらかいですし、希少部位なので、値段は少し高めですが、お腹もココロも満たされます。

ハワイ名物のガーリックシュリンプも👍

「ガーリック・シュリンプ」(10ピース入り)も大変人気があります。1匹が結構大きく、食べ応えがあります。

殻なしなので(剥いてある)、手を汚さずに食べられます(尻尾はついています)。味付けは、「ガーリック」以外に「レモンペッパー」「スパイシー」からも選べます。個人的には、ニンニク&コショウが効いた定番の「ガーリック」が気に入っています。

油の量(少し多め)を気になさっている方もいらっしゃいますが、付け合わせの「白ごはんとの絡み具合」を考えると、ソースのたれ的な意味合いもあったりして、こんな感じでもオッケーかな、という気もします。

味噌チキンもごはんが進みます

チキンステーキ(味噌チキン、ガーリックチキン)もあります。味噌チキンは、甘い赤味噌のソースが鶏肉の旨味を引き出しています。

ガーリックチキンは、コショウも効いていて、スパイシーさが際立っています。こちらも食欲をそそります。

味噌チキン(又はガーリックチキン)は、8.75ドルと安めです。ハーフサイズなら6.75ドルと更にお手頃価格になっています。

色々食べたいなら「組み合わせメニュー」もおすすめ

色んなものをミックスして食べたい場合は、コンボ(組み合わせ)メニューを注文するといいですね。

「チキン&シュリンプ」「ステーキ&テリヤキチキン」「ステーキ&シュリンプ」「ステーキ&フィッシュ」「ステーキ&餅粉チキン」など、色んな組み合わせがあります。

日本では「ハーフ&ハーフ」のような言い方をしますが、こちらでは「コンボ」と伝えれば通じます。半分ずつ … アメリカンサイズを負担に感じることの多い日本人にとっては、ちょうどいい量のサイズかもしれませんね( “コンボ ” は、Combination -コンビネーション- の略称で、どちらかというと「セットメニュー」の意味合いが強いのですが、同店のように組み合わせニューを表現する際にも用いられます)

サラダのドレッシングは3種類から選択可

サラダ用のドレッシングは、「ランチ」「サウザンアイランド」「イタリアン」の3種類から選べます。どれも美味しいですが、個人的には「ランチドレッシング」がおすすめです。

「ランチレッシング」(Ranch Dressing)とは、バターミルク、サワークリーム、ヨーグルト、マヨネーズ、みじん切りにしたエシャロット、ガーリックパウダーなどの調味料や香辛料から作られるソースです。

「シーザーサラダ・ドレッシング」に少し味が似ていますが、もっと濃厚です。アメリカでは定番の「こってりコク旨系ソース」です。

ちなみに「ランチ」は牧場の意味の Ranch です。元々は、アメリカの牧場主のおじさんが発明したドレッシングだとのことで、現在は全米で一番の人気を誇るドレッシングです。

「サウザンアイランド」は、マヨネーズ、トマトピューレ(ケチャップ)、レモン汁などが入った、オレンジ色のドレッシングです。「イタリアン」は、レモン汁、オリーブオイル、ハーブなどが入ったサッパリ系ドレッシングです。

「ごはん&サラダ」の部分は 一部変更可能

既述のとおり、どのプレートにも「ごはんとサラダ」が付いていますので、これひとつで食事が完結します。

ただし、もっと炭水化物を増やしたいとか、少しヘルシーにしたい、イモが好き、といった場合には、「ごはん&サラダ」の部分を「全部ごはん」「全部サラダ」「フライドポテト(+50セント)」にも変更できます。

フライドポテトのチーズがけもGood

同店では、French Fries(フレンチ・フライ=フライドポテトのこと)も販売しています。追加料金で とろとろチーズをトッピングしてくれます。

前述のプレートランチだけでも十分ボリュームがありますが、「ちょい足しメニュー」が欲しい場合などは、こちらを追加してもいいと思います。

割引クーポンは現地でも入手可

まずは空港で、次に街角でチェック!

割引クーポンは、ホノルルの空港街角に置いてあるクーポン雑誌(フリーペーパー)に「10%オフの割引券」などがついていることが多いので、そちらを持っていくといいですね。

カウカウ や アロハストリート のサイト(ホームページ)から印刷して、日本から持参してもいいのですが、わざわざそんなことをしなくても、空港などで カウカウ 等の日本語クーポン誌をはじめ、英語で書かれたクーポン誌やフリーペーパーなども調達できます。

ただし、欲張ってたくさんもらってくると、カバンが大変重くなりますので、ホドホドにしたいですね(笑)。

クーポンには「州税」分以上の還元効果あり

一般的に、表示価格には税金が含まれていません。ハワイ(オアフ島)では、食事や買い物の際に4.712%の州税(日本の消費税に相当)が「外税」でかかります(オアフ島以外は 4.166%の州税)。

それらをカット・節約する意味でも、割引クーポン(10%程度の割引)は大変ありがたい存在ですね。使えるものは極限まで使いましょう!

注文はタッチパネルで日本語併記

注文は、店頭カウンターに設置してあるタッチパネル「Toast」で出来ます。メニューには、英語表記の下に「日本語」がしっかり書いてありますので、安心して注文できます。

ステーキやシュリンプなどのメインディッシュを選んだあと、ライスやサラダをカスタマイズすることも可能です。

もしチップが必要なレストランだったら、こんなにかかる!

皆さんご存知のとおり、(フードコートではなく)普通のレストランで食事をするときは、15%(~20%)程度のチップもかかります。州税4.712% + チップ15% = 19.712%。…「表示価格よりも プラス 20%(~25%)も高い金額」を出費する計算になります。

例えば、「ロコモコ25ドル×3人=7ドル」⇒「実際の支払い時は90ドル」になります。10ドルも税金とチップで持っていかれます。

つまり、ハワイでの滞在は、予想以上に財布の中身が減っていきます。このため、時々はセルフ方式の「フードコート」を混ぜたり、「割引クーポン」を活用したりして、うまく「金銭的な調整」を図るのも、賢い選択だと思います。

チップについて

ちなみに、同店は、フードコート内にあるお店ですので、「一般的には(アメリカでも)チップが不要なタイプのお店」なのですが、店員によっては「Tip を含みますか?」と尋ねてきます。フードコートでは、自分で席を探したり、飲食物を運んだりします。つまり、基本セルフサービスですね。

チップは、感謝の気持ちを示す「心づけ」です。レジで注文を受けて商品を提供するのも、立派なサービスです。何時間も立ちっぱなしですし、大変な仕事ですものね。お気持ちはわかります。 … ご自身でお決めになるといいのですが、悩ましいところです。… お財布と相談してから決めるといいですね。含めない場合は「No tip」とでも伝えましょう。

もちろん 持ち帰りもOK

「持ち帰り」の伝え方について

「店内でお召し上がりですか? それとも お持ち帰りですか?」は、英語で「Is this for here or to go?」などのような言い方で質問されます。

持ち帰りの場合は、「to go」(トゥー・ゴー)と伝えれば通じます。自分から進んで伝えたいときは、「Can I get this to go please?」などと伝えれば通じます。

日本では、持ち帰りのことを「テイクアウト」といいますが、これでも十分通じます。ちなみに、ホノルルのマクドナルド(タッチパネル式注文)でも「Eat In」「Take Out」と(日本と全く同じ表現で)書かれています。

持ち帰りのデメリット

ただ、「持ち帰り」にすると、冷めてしまって、お肉か硬くなったり、パサついたり、弁当全体が(水滴で)ベタついてしまったりします。いかなる料理も「出来立てがイチバン」です。こればっかりは、致し方ないですね。

持ち帰りのメリット

そうはいっても、ホテルに持って帰れば、ビールやワイン片手に「窓外の景色を見ながら」「テレビを見ながら」食べられます。疲れたら、そのままベッドで横になれますので、ラクでいいですね。

チェーン店でない素朴さもイイ!

一般的に、フードコート内のお店は、チェーン展開しているお店が入居していることが多いのですが、このチャンピオンズ・ステーキ&シーフードは、「パイナラナイ・フードコート」にしか出店していません。

この素朴さというか、良い意味での不器用さ(=職人気質的な実直さ)がなんともいえずイイんじゃないかと、個人的には思います。オーナー自身が多店舗展開しない(or したくない / or 二の足を踏んでしまう)こだわりのようなものが、なんか伝わってきます。

オーナーご自身、あるいは店舗内のスタッフが、毎朝店内でお肉をスライスしているそうです。また、野菜もカットし、ジャポネソースの玉ねぎをスリスリとすりおろし… etc. 。このような「手作業メイン」の調理工程が、美味しさを引き出しているんじゃないかと思います。

多店舗展開だと、これらは ちょっと雑になったりして ムズカシイでしょうし、焼き加減やプレートへの載せ方も含め、品質が落ちるのはカクジツです。オーナーさんの実直さが出ているように思います。

行き方・アクセス

同店は、ロイヤル・ハワイアン・センター B館の2階にあるフードコート「パイナラナイ・フードコート」(Pa’ina Lanai Food Court)の一角にあります。ロイヤルハワイアンセンターは、ワイキキのカラカウア・アベニュー沿いにあります。

余談ですが、同センターの C館 3階 には、ニューヨーク発祥の高級ステーキ&シーフード料理店「ウルフギャング・ステーキハウス」(Wolfgang’s Steakhouse)がありますが、本日は素通りして更に西へ進みましょう(3階なので、通り沿いからは見えません)。

チャンピオンズの入居する「センター B館」は、ハリー・ウィンストン(旧ブルガリ店舗)やサルヴァトーレ・フェラガモが入っている建物です。通りを歩いていると、すぐに判別がつきます。

両店の間にある「正面入り口」を入って、右手にあるエスカレーターで2階にあがったのち、左後方へぐるっと回りこむように進んで行くと、お店があります(サブウェイとアンクルテツの間)。

項 目 内 容
公式サイト http://championswaikiki.com/
RHC紹介 https://jp.royalhawaiiancenter.com/store/..
場所 B館2階 B-216 パイナラナイ・フードコート
電話番号 (808) 921-0011
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